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整備

当店の納車整備 前編

もう少しでお盆休み突入ですね。皆様は、なにか計画を立てているでしょうか?

せっかくの連休ですが、スタッフ丸茂は実家に帰る以外全くのノープランです(汗

最近、暑さに負けてあまり自転車に乗っていませんでした。先日、秩父のBMXコースに遊びに行った際、体力の無さを実感してしまいました。

そんな話を店長としていたら、店長も同じ事を思っていたそうです。

そこで、店長福富が運動不足解消に気軽に乗れる自転車を買って、赤城山の上の涼しい所でサイクリングしてみない?と言うことになりました。

先ずは、二人で自転車選びです。必要最低限の装備が付いている自転車と言うことで、自分は2018スコットのスケール730+を選択です。店長のは、後日発表いたします。

さて、ここからが本題です。せっかく新しい自転車を入れたので、当店が行っている納車整備を紹介いたします。

全部載せると長くなってしまうので、今回はフェイスカットメインの内容です。

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箱から出して、梱包材を外した状態です。赤いフレームにセミファット。カッコいいです!

早く組み上げたいのですが、当店の場合15万円以上の自転車は全バラになります。

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付いている部品を外します。もちろん、ヘッドパーツやBBも外します。

そして、フェイスカットを行います。

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加工前の状態で、圧入する部品が当たる部分にも色が付いています。アルミフレームなど、溶接されているフレームは熱歪の影響で内径や面が出ていないものが殆どです。ここをシッカリ仕上げないと、自転車の基本性能の低下や異音、パーツの寿命に影響が出てきます。

今回のスケール730+は、そんなに削らなくても修正出来ました。

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加工後です。削られている部分が分かるでしょうか?ヘッド、BB、クラウン、ステムの4点です。

内径、面、芯をシッカリ出してあげることにより、ベアリングへの負担が減ります。小さなことですが、乗り味がかなり変わって来ます。

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ちょっと脱線で、ヘッドセットとフェイスカットについてです。

左からクリスキング→ケーンクリーク→純正です。何が違うかと言うと、値段が違うのはもちろんですがここにも性能の差があります。

クリスキングは製品精度が極めて高く、剛性が上がります。逆にフェイスカットをしていないフレームに入れてしまうと、精度が高すぎてガタが無いが故に芯が上下でズレてしまう為異音や不具合につながります。

ケーンクリークのこのグレードは、お値段も手ごろでカートリッジベアリングを採用し精度も高く防塵性も高いためお勧めです。ここには載せていませんが、タンゲも良いですね。

最後に純正です。ベアリングの球がむき出しの、シール無のヘッドセットです。クリスキングとは正反対に精度が悪いため、フェイスカットをせず歪のあるフレームでもそつなくこなせてしまいます。その分、水や砂などが入りやすく錆びてダメになる事が多いです。

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側面から見た形状。上から見るより分かりやすいかもしれませんね。

左から純正→ケーンクリーク→クリスキング。圧入する深さが異なることが分かると思います。

深くなればなるほど、フレームとの接触面が増える為剛性が上がります。

ヘッドの精度と剛性を上げるメリットとして、操作性に直進安定性はもちろんサスペンションも細かい動きが出来るようになり、性能を余すことなく使うことが出来るようになります。

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今回は、純正を使わずケーンクリークのヘッドセット「ZeroStack ZS44-Short-TOP ¥5,460(税込) /40-ZS55-Bottom ¥6,400(税込)」を使用しました。

クリスキングも使いたいところなんですが、スコットのヘッドセット規格が設定にありません。

BBも色々とありますが、今回はクランクをそのまま使う為にそのまま戻します。

写真だと分かり難いと思いますが、フレームとパーツの隙間が無く綺麗に嵌っているのが見えると思います。

新車ご購入時に頼りない純正を使わず社外品を使いたい方は、工賃は要りません。部品代だけ頂ければ交換可能(持込は別)です。

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プロテクションシートです。オプションの¥2,000(税込)になりますが、飛び石や搬送などによる傷が気になる方もいらっしゃると思うのでお勧めです。

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重力技研オリジナルチェーンステーカバー。こちらは、当店で組んで頂いた自転車にサービスでお付けいたします。純正でゴム製チェーンガードが付いているフレームなら大丈夫なのですが、無いと傷だけになってしまうのでフレームの保護に役立ちます。

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分かり難いですが、シートステーやチェーンステーに開いている穴。ここをコーキングで埋めて、余計な水や砂埃がフレーム内に入らない様に処理します。

これで、フレームの下処理が完了です。これだけでも、結構な手間と愛情を込めて整備をしています。

オーナー様にとっても大切な一台、手抜きする事なく整備をしています。

後半に続きます。

 

 

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